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終わりという名を持つ男
書き手:イトウ
「鏡の中の鏡」が良かったので、エンデの代表作の一つを読んでみました。
本だからその本自体に書かれた物語には「果て」があるんだけど、読み終わった後に「果てしない物語」を発見できる仕組みになっています。
「けれどもこれは別の物語、いつかまた、別のときに話すことにしよう」っていうフレーズって昔から好きだったんですが、元ネタは多分この本ですね。物語の肝になっているこのフレーズの発明だけでも頭ナデナデものだと個人的には思います。
ところでエンデはドイツ人なんですが、ドイツ語でエンデ(ende)って「終わり」という意味らしいんですね。「『果て』しない物語」を書いた男の名前が「終わり」だったということが、これまたなんかグッときてしまいますよ。
ミヒャエル・エンデのお父さんエドガー・エンデはシュルレアリスムの画家で、これまた僕は好きです。
ちなみに僕が餓鬼の頃に流行ったネバーエンディングストーリーっていう映画の元ネタでもあるみたいです。ただ、エンデ自身があまりに原作と違うという理由で原作者から名前をはずしてもらったそうですが。
「鏡の中の鏡」が良かったので、エンデの代表作の一つを読んでみました。
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本だからその本自体に書かれた物語には「果て」があるんだけど、読み終わった後に「果てしない物語」を発見できる仕組みになっています。
「けれどもこれは別の物語、いつかまた、別のときに話すことにしよう」っていうフレーズって昔から好きだったんですが、元ネタは多分この本ですね。物語の肝になっているこのフレーズの発明だけでも頭ナデナデものだと個人的には思います。
ところでエンデはドイツ人なんですが、ドイツ語でエンデ(ende)って「終わり」という意味らしいんですね。「『果て』しない物語」を書いた男の名前が「終わり」だったということが、これまたなんかグッときてしまいますよ。
ミヒャエル・エンデのお父さんエドガー・エンデはシュルレアリスムの画家で、これまた僕は好きです。
ちなみに僕が餓鬼の頃に流行ったネバーエンディングストーリーっていう映画の元ネタでもあるみたいです。ただ、エンデ自身があまりに原作と違うという理由で原作者から名前をはずしてもらったそうですが。
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