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他殺者から君へ

書き手:イトウ

細菌なんかを除いて、今現在人間を一番多く殺している動物は人間ですよね、多分。人は人を殺す動物です。

あの死刑囚の最後の瞬間あの死刑囚の最後の瞬間
(1992/02)
大塚 公子

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始めに立場を断っておくと、僕は死刑制度に対して強い賛否の思いをもっているわけではありません。ただ、
・殺したら冤罪だった場合に取り返しつかんよ。
・死刑制度があっても重大犯罪はなくならんと思うよ。
という理由からどちらかというと反対の思いが強い、という程度です。いわゆる、YES/NOがはっきり言えない優柔不断で意志薄弱なダメな奴ですね。

この本には、人を殺して、そして自分も殺された人達の結末が書かれています。

死刑っていうのは、
僕達が維持する法律と司法で許可し、
僕達の税金で首を括る縄を買い、
僕達の税金で床が落ちるスイッチを押す人を雇って、
「こいつ殺すしかねーなー」と判断された人を冷静確実に殺す、という制度です。

あまり強調されないから普段はあまり意識しませんけど、税金を払って選挙権を持っている僕達は、間違いなく死刑囚を殺しているんですよね。
死刑への賛否は人それぞれでしょうよ。ただ、捜査→逮捕→判決→刑の確定、までの報道規模に比べてひっそりと執行される刑の実態を知るのは、なんか、けじめというか、誠意というか、そんなもんなんじゃないかのー、とか思うわけです。

贈りものが常に綺麗だったりハッピーだったりするわけじゃないですよね。あの人は殺している。君も殺している。他殺者から君へ。

あと、スイッチを押す人への感謝も忘れずに。
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