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ハローハローワーク 第3回

2年後、
筏で帰国した太郎は、日本国籍を持ちながらも密入国者として公安に追われていた。
太郎は必死に逃げた。
右手に持っていた「ワンピース」の同人誌はクルッと丸められ、
バトンよろしく太郎の加速を手助けした。

走る太郎を目撃した大門宗太くん(15歳)が、その走行フォームに心酔し、なぜか佐川急便に就職。
福岡地方を担当し、昼によく立ち寄っていたラーメン店「かんぴょう」の
親父の「閉店のお知らせ」にショックを受け、佐川急便を即日退社。

「かんぴょう」を引き継ぐために、「かんぴょう」の親父につき、修行。
修行の甲斐あって、親父と全く同じ味を出せるようになったが、
そもそも親父のラーメンがさほど美味くないという欠点が浮き彫りになり、
経営はあっという間に破たん寸前。

起死回生の一打として始めた電気工事会社が地場の公共工事を一手に
引き受けるほどの黒い会社に急成長。

大門宗太氏(55歳)が、地元の名士として久留米市市長選挙に立候補したその日に、
談合・恐喝・詐欺などの黒い容疑で福岡県警に引っ張られていくのは、もう少しあとのお話。

島根と山口の県境「益田」に潜伏していた太郎は、地元の農家に勧められバルバリー種の合鴨農法にて、コメ作りを始めていた。
最初の2年は満足いく土が作れず、納得のいくコメを作ることができなかったが3年目からは少しづつ納得いくコメを作ることに成功していった。

太郎のコメはインターネットで評判となり、楽天で3週連続、ショップ別売上ランキング1位を獲得した。
太郎は嬉しさのあまり、そっと山陰中央新報に半2段の広告枠を買取、4コマ漫画「それでも僕らは、」の連載を始めた。

「益田を新潟を超えるコメドコロにしたい」
太郎はそんな夢を抱きながら、青々と茂った草を抜き、
最近増やしたチェリバレー種の合鴨の肛門をさすっていた。
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